About
海と川の間、海水でも淡水でもない、海水と淡水が混ざり合う中間の水。「汽水(きすい)」。
機能や用途が明確な暮らしの道具と、道具ではないが佇まいとしての美しさや、祈りや信仰を彷彿とさせるようなもの。いずれも、自然や気候が育んだ風土、文化や風習のうえに積み重ねられた知恵や技に溢れています。
豊かさと厳しさを与えてくれる深い山々に囲まれた東北地方では、古くから自然の恵みをいただきながら日々の営みの中で多様なものづくりが生まれていきました。暮らしの道具であり、同時に、楽しみや喜びを与えてくれる表現でもあったそれらは、生活と一体となった習慣とでも言うべき存在。
北東北で様々なものづくりや文化に関わりながら活動を続けてきたcasane tsumugu(かさねつむぐ)として、現代の皆さまの暮らしの中に、愛すべき「あわい」の世界のひとかけらをお届けしていきたいと思います。
